2014年02月02日

キュウリ栽培

キュウリ栽培試作中です

土を使わないロックウール栽培でキュウリを何とか作れないか?数年から実験中です

だんだんメカニズムがわかってきました

25年ぐらい前にロックウールでキュウリ栽培をやった人もいるらしいけど

今は日本でキュウリをロックウール栽培している人は自分だけかも?

辞めた理由がいろいろとわかってきました。

そこの欠点を改善して栽培しています


ロックウール栽培の魅力は作物を片付けたら

直ぐに次の栽培をはじめられる事です

回転が早いです、連作傷害も全くありません

キュウリは7月〜8月に簡単に大量に収穫できます

ファーマーズマーケットなどでは12本入りで100円なんて値段がつけられたり…

とても商売になりません…パートさんの人件費もでません…

そこだけは避けたいので

簡単に栽培できる期間は栽培しません

安売り合戦したくないですからね

施設栽培(ハウス)のランニングコストは思った以上にかかるので

収穫量、販売金額が大きく経営に影響します

それと、数十年先まで安定した収入が見込めるか?

それが重要だと思います。
施設栽培での売上は10アールで600万円ぐらいが平均と言うかボーダーラインと言うか…
それより低いとハッキリ言って儲からないと思います(経費がそれほどかからない作物は別として)

トマト栽培では10アール1200万円が可能になりました

キュウリは計算値ですが
もっと上を行けるので

キュウリが安定生産できるようになったら

栽培面積を増して行く予定です

しかし…

今のところキュウリを買う世代を見ていると60代が多いので

これから十年先…二十年先…需要は確実に下がって行くと思います



Posted by しげちゃん  at 20:54 │Comments(2)

この記事へのコメント
色々計算してるね。昔の農業とは全くちがうね。そうでないと採算が合わないでやめることになるからね。
お米の生産やお茶の精算は、昔ながらの方法でやっていたからどんどん跡継ぎがいなくなって放置されて来ているんだよね。
以前建設産業でも仕事が少なくなったとき、本気で農業への参画を考えた企業もあったようだが成功している話は入って来ないですね。
それだけ難しいと言うことなのかな。
Posted by 体育おやじ at 2014年02月03日 15:02
体育おやじさんへ

農業後継者は少なくて高齢化してますよ

自分が就農したときはバブル絶頂期でしたので
良い就職先もあって
農業やるより就職した方がいいと言って
会社員になった人がほとんどだと思います。
しかも自分みたいに農家の息子じゃないのに農業をはじめる人なんていなかったです

企業が農業参入しても失敗するのは
野菜の価格が安いから給料(人件費)が算出できなくて辞めるケースがほとんどですよ
Posted by しげちゃん農園 at 2014年02月04日 09:16
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    コメント(2)